最も大人数の部署で、「ものづくり工場」の主柱にあたります。
高い品質力・生産性・対応力を発揮し、化粧品の中液（バルク）を製造し、充填・仕上げを行います。より効率よく高品質の製品が安全につくれるよう、新規生産設備の導入や既存設備の変更を行います。

コスメロール内はもちろん、包装資材業者や協力会社、開発部門や流通部門も含め、横断的に品質保証に取り組む中心的な役割を担い、お客様本位のモノづくり文化を推進します。
また、良い製品を、タイムリーに、高いコストパフォーマンスで作るための技術的サポートと、原料から製品の出荷判定までの品質確認、出荷後の世界からの反応を現場にフィードバックすることも重要な業務です。

工場稼動に必要な電力、水、蒸気などのインフラ供給（ETN）と、環境・衛生・安全 （EHS）の両方を幅広く受け持ちます。各部署と協力して、工場のすべての作業が、環境・衛生・安全面で最もリスクが低い状態で作業が行えるようにします。
環境面では、二酸化炭素排出量、水使用量、廃棄物量の3指標に関し、「2020年までに、2005年の60%以上削減」を目標として、削減活動に取り組んでいます。二酸化炭素排出量と水使用量はすでに達成し、廃棄物量の削減に注力しています。

世界中の販売予定数量にもとづいた生産計画を策定し、必要な原料・容器包装資材を調達し、工場から製品がタイムリーに出荷できるよう調整します。
原料・容器包装資材の調達は、協力業者との計画的な取引を通じて行い、社内では化粧品の中身にあたる「バルク」および、完成品充填仕上げの計画を立てます。マスタープランナーが約2000品目の全ての製品の計画を担当します。またブランドごとに、プロダクトライフサイクルコーディネーターが新製品上市の進捗管理を行い、ローンチタイミングに合うように各所と調整を行います。